タンパク質が多く、気軽に食べられるプロテインバー。コンビニやドラッグストアでも購入しやすくなりました。しかし、商品が多すぎて一体どれを選べばいいのか、目移りして迷ってしまいませんか。
「プロテインバーの選び方は?おすすめは?」
今回の記事はそんな悩みを解消して、自分にあったプロテインバーの選び方を解説します。また、筋肉増強や健康維持、ダイエット中の方におすすめのプロテインバーも掲載しています。
ぜひ、参考にしてください。
目次
プロテインバーとは
プロテインバーは、高タンパクながら低糖質を特徴とする栄養補助食品です。筋肉の増強や健康維持、ダイエットをサポートする便利で力強いアイテムとして注目を集めています。また、手軽にタンパク質を摂取でき、忙しい現代人の栄養補給や、運動前後のエネルギーチャージ、ダイエット中の間食として幅広く活用されています。
プロテインバーのメリットは、タンパク質が豊富に含まれていることです。タンパク質は、筋肉の構築と修復、代謝の促進、免疫機能の維持など、人体にとって不可欠な栄養素です。プロテインバーは、食事だけでは不足しがちなタンパク質を効率的に補給する手段や満腹感の維持による食べ過ぎ防止など、様々な効果が期待できます。
近年、世界的にもフィットネス活動が増加するにつれ、プロテインバー製品に対する需要も増加しています。市場は急速に拡大し、多様なニーズに応えるべく、様々なフレーバーやタイプの商品が開発されています。森永製菓や丸善といった国内メーカーから、海外の有名ブランドまで幅広く展開されています。さらに、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどを配合し、栄養価を高めた機能性プロテインバーや、グルテンフリー、ビーガン対応など、特定の食生活ニーズに対応した商品も登場しています。
世界的に健康志向が高まる中、プロテインバーは、手軽で美味しく、栄養価も高い現代人の健康を支える心強いパートナーとして、更なる進化と普及が期待されています。
プロテインバーを選ぶポイント
プロテインバーを選ぶ際には、タンパク質含有量だけでなく、糖質量、カロリー、脂質量、添加物なども考慮することが重要です。自分の目的や好みに合わせて、適切な商品を選ぶことで、より効果的に栄養を摂取し、健康的な食生活を送ることができます。例えば、ダイエット中は低糖質・低カロリーのものを、運動後はタンパク質含有量の多いものを選ぶと良いでしょう。また、原材料や添加物を確認し、アレルギーや健康上の懸念がないかを確認することも大切です。
1本分のタンパク質量
プロテインバーは主にタンパク質を補うための食品です。1本あたり10g以上のタンパク質が含まれていることが望ましいとされています。
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、1日に必要なタンパク質の推奨量を設定しています。1日の推奨量は、18~49歳は摂取エネルギーの13~20%、50~64歳は14~20%、65歳以上は15~20%が理想とされており、18〜64歳の男性で65g、65歳以上の男性で60g、18歳以上の女性では50gです。[1]
この量は、1日に排泄されるタンパク質を補い、筋肉などの体タンパク質を十分に維持するための平均的な摂取量として設定されています。1日3回の食事からカラダに必要な栄養素を摂取することが基本です。しかし、食事内容によっては不足する場合があるかもしれません。不足しているタンパク質を補うために、プロテインバーを活用してみましょう。
[1]厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html
栄養成分・成分表
プロテインバーから摂取できる栄養素はタンパク質だけではありません。栄養成分や成分表をチェックしましょう。プロテインバーはエネルギー源になる炭水化物や脂質も摂取できます。カロリー数も確認する必要があります。高カロリーなものはダイエット中には不向きですし、逆に低カロリーすぎると満足感が得られないことがあります。タンパク質だけでなく、炭水化物や脂質もバランスよく含まれているものを選ぶと良いでしょう。また、ビタミンやミネラルなどの栄養素も含まれていると、より栄養価が期待できます。
注意が必要なのは、添加物や人工甘味料が多く含まれているものです。成分表示を確認する習慣をつけましょう。自然由来の成分で作られたプロテインバーは、体に優しく、消化も良いとされています。特に、グルテンフリーや乳製品不使用のものもあるので、自分に合ったものを見つけると良いでしょう。
味と食感
プロテインバーはさまざまな味や食感のものがあります。自分の好みに合った味を選ぶと楽しく続けられるでしょう。。コンビニやドラッグストアに豊富にそろっています。
例えば、食感は、ウエハースタイプ、ベイクドタイプなど味は、チョコレート、バニラといった定番フレーバーに加え、クッキー&クリーム、ナッツ、フルーツなど、スイーツ感覚で楽しめるフレーバーも揃っています。
おすすめのプロテインバー
プロテインバーは、手軽にタンパク質を摂取できる栄養補助食品として人気があります。ここでは、おすすめのプロテインバーを紹介します。
アサヒグループ|1本満足バー プロテインチョコ
1本満足バー プロテインチョコは、手軽にたっぷりのプロテインを摂取できるシリアルタイプのチョコレートバーです。1本で15gのタンパク質を含み、9種類の必須アミノ酸と5つのビタミンも配合されています。噛み応えがあり、チョコレートの風味が楽しめるため、間食やトレーニング後の栄養補給に適しています。ミルクチョコを使用し、プロテイン入りとは思えない美味しさを実現しています。
森永製菓|inバープロテイン ベイクドチョコ
1本で15gのタンパク質を含み、ビタミンB群7種も配合されています。inバープロテイン ベイクドチョコは、くちどけの良さ・軽さが便利なベイクドチョコタイプです。手で溶けにくく、運動後の栄養補給や間食としても最適で、アーモンドが入っており、香ばしいチョコレート味が楽しめます。
ブルボンウィングラム |プロテインバー チョコレートクッキー
ウィングラム プロテインバーは1本に10gのタンパク質を含んでいます。このバーは、10種類のビタミンやカルシウムを配合しており、エネルギー補給にも優れています。また、パサパサ感がなく、口の中にねっとりとまとわりつかず、水分がなくても食べやすいという特長があります。また、MCTオイルやパラチノース、鉄も配合されており、栄養バランスが考慮されています。
丸善|PROFITささみプロテインバー
PROFITささみプロテインバーは、高タンパク・低脂肪で鶏ささみを使用したソーセージタイプです。1袋に22gのタンパク質が含まれています。甘いものが苦手な方にもおすすめで、そのまま食べることができるため便利です。脂質がわずか1gなので高たんぱくで低脂質とダイエット中の方にもおすすめします。常温保存可能で、そのまま食べられますので、忙しい日常や運動後の栄養補給に最適です。
まとめ
健康や美容に欠かせないタンパク質を手軽に摂取できるプロテインバー。様々な商品が販売されているため、自分に合った商品を見つけるためのポイントを3つ紹介しました。このポイントを参考にすれば、きっと最適なプロテインバーに出会えるはずです。
さまざまなメーカーからプロテインバーが販売されており、コンビニやドラッグストアで手軽に購入できる商品も多いです。おすすめ商品をぜひ参考にしてみてください。
世界的な健康志向の高まりとともに、プロテインバーはさらに進化を続けています。手軽でおいしく、栄養価も高いプロテインバーを、健康維持や美容に役立てていきましょう。
監修者 深澤 由江(管理栄養士・調理師)
Related posts
Today's pick
Hot topics
Recent.
Tags.