日本の食文化に、漬物は欠かせません。漬物が身体に悪影響を与えるという意見もありますが、健康にいい効果の方が多いです。実は、漬物の種類や作り方によって、身体にいい漬物とそうでないものがあります。今回は、漬物の健康への効果と、いい漬物、悪い漬物の特徴を紹介します。

漬物とは?

漬物は、野菜や果物を塩、酢、醤油で漬けて保存する日本の伝統的な食品です。市販品も多く販売されていますが、浅漬けやぬか漬けは家庭でも作られます。とくに、ぬか床を使用するぬか漬けは、独特な風味があり日本の漬物の代表的な存在です。

健康に悪い漬物といい漬物がある

日本の食卓によくでる漬物には、身体にいいものと悪いものがあります。以下では、健康に悪い漬物といい漬物について紹介します。漬物を選ぶときの参考にしてみてください。

  • 市販の漬物はミョウバンに注意
  • ぬか漬けが身体にいい理由

市販の漬物はミョウバンに注意

市販の漬物には、ミョウバンが使用されています。ミョウバンは、ベーキングパウダーやウニの発色に使用される食品添加物です。漬物に使用される理由としては、食感をよくし、色を鮮やかにするためです。しかし、ミョウバンにはアルミニウムが含まれており、排泄されずに体内にたまる可能性があります。国が認めている食品添加物ではありますが、身体にとっては不必要な成分です。また、ミョウバンは許容量が決められており、身体の小さい子どもは過剰摂取の懸念があります。市販の漬物を買う時は、パッケージの成分表示を確認して、ミョウバンが入っていないものを選びましょう。

ぬか漬けが身体にいい理由

ぬか床を使って作るぬか漬けは、身体にいい働きがあり、昔から食べられてきた食べ物です。ぬか床の主成分は、ビタミン、ミネラル、タンパク質などの豊富な栄養素です。ぬか床に野菜を漬けることで、これらの栄養素が野菜に浸透します。また、発酵することで腸内環境を整える乳酸菌などが増えます。ぬか漬けにはビタミンB群や食物繊維が含まれており、代謝をよくし免疫力を高めます。

漬物の健康効果

漬物は、健康にいい効果がある健康食品です。以下では、漬物の健康効果について詳しく紹介します。

  • 栄養価が高い
  • 免疫力アップ
  • 腸内環境を整える
  • 代謝機能の改善
  • 動脈硬化の予防

栄養価が高い

漬物は栄養素を多く含みます。

  • 浅漬け→ビタミン、ミネラル、食物繊維
  • ぬか漬け→乳酸菌、ビタミンB1
  • 梅干し→クエン酸、梅リグナン

以上のように、漬物の種類によって含まれる栄養素が異なります。塩分は多いですが、少量であれば健康への影響はありません。漬物で上手に栄養を取り入れましょう。

免疫力アップ

免疫力を上げるためには、腸内の善玉菌を増やすことが大切です。自宅で作る漬物伝統的な方法で作られた漬物には、善玉菌がたくさん含まれています。とくにぬか漬けには、腸内環境をよくするビタミンB群、食物繊維、乳酸菌が豊富で、免疫力を高める効果があります。漬物を食べて免疫力を高め、身体を強くしましょう。

腸内環境を整える

漬物に含まれる豊富な栄養素は、腸内環境を整える効果があります。腸内バランスを整え、消化を助けることで便秘解消に期待できます。しかし、これらの効果は、化学調味料を使用した漬物には期待できません。豊富な栄養素や酵素の生きている漬物を選びましょう。

代謝機能の改善

漬物は代謝機能を改善します。身体の代謝をよくするには、ビタミンとミネラルが必要です。漬物は、発酵の過程でビタミンを合成する働きがあります。また、発酵する時にできる酵素が消化を助けて、食べ物を身体に吸収しやすくします。

動脈硬化の予防

漬物には、動脈硬化を防ぐ食物繊維やイノシトールが含まれています。動脈硬化は、高血圧も関係している病気です。塩分の摂りすぎは血圧を上げますが、食物繊維を一緒に取ることで血圧の上昇を抑えることができます。また、イノシトールは血管にコレステロールや脂肪が付かないようにする効果があります。漬物の食べ過ぎは高血圧に関係しますが、適量であれば健康へのいい働きを得られるでしょう。

まとめ

漬物は日本の食文化で、健康にいい効果がたくさんあります。しかし、添加物の多い漬物を食べ過ぎると、健康に悪い影響がでることもあるので注意が必要です。一方で、伝統的な製法で作られる漬物は、発酵食品として腸内環境をよくする効果や、免疫力を高める効果があります。漬物を選ぶときは、添加物が少ないものを選び、量に注意してください。ふだんの食事に漬物を足して、おいしく健康的な生活を送りましょう。